爽やかな水色が美しいアクアマリン。ラテン語の「海の水」が語源なのも納得です。
鉱物的にはベリルの一種で、エメラルドやモルガナイトも同じベリルの仲間です。
産地はブラジルが最も有名です。
今は閉山してしまいましたが、ブラジルのサンタマリア・ジ・イタビラ鉱山では、深いブルーの高品質のアクアマリンを産出していました。
その後アフリカでも同じ品質のアクアマリンが産出されるようになり、「サンタマリア」や「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれています。
色は、淡い水色から「サンタマリア」の深いブルーまで様々です。好みの海の色を見つけると良いですね。
ヨーロッパの船乗り達は、アクアマリンを海の力の宿った大切なお守りとしてきました。
宝石言葉は、幸福・聡明・生命など。
生命の源である海と深い関わりを持つアクアマリンは、生命力や安らぎ、癒し与えてくれます。
結婚や出産のお祝いとしても人気です。