カラーストーンについて① 「ルビー」

4大宝石と呼ばれる4つの宝石があります。
ルビー、サファイア、エメラルド、ダイアモンド。
美しさと希少性で、いにしえより王侯貴族に愛されてきた宝石たちです。

4大宝石のひとつであるルビーは、赤い宝石の代表格です。
燃えるような美しい赤色が魅力の宝石です。

実は、ルビーとサファイアはコランダムと言う同じ鉱物です。
赤いコランダムをルビー、その他の色のコランダムをサファイアと呼びます。サファイアの代表はブルーサファイアですね。

モース硬度9でダイアモンドに次ぐ硬さを持っているので、傷が付きにくいため、ペンダントはもちろん、リングにもピッタリです。

最も美しいルビーの色は、ピジョン・ブラッド(鳩の血)と呼ばれる鮮やかで濃く透明度の高い赤色です。ミャンマーのモゴック鉱山のものが最上とされます。

赤く輝くルビーは「情熱」「良縁」「勝利」「勇気」を表し、不老長寿のお守りとされます。身に着けると、女性の魅力を引き出してくれる宝石です。

ルビーは7月の誕生石です。
また結婚40周年をルビー婚と呼びます。
デザインや使い方によって、華やかにも、可愛らしくもなるルビーは、プレゼントにしても喜ばれる宝石です。

最近は、還暦のお祝いにお子様たちからお母様へ贈られたりします。
赤いものは厄除けになると言います。ルビーはピッタリですね。

お出掛けする時に、ルビーを身に着けて、情熱や勇気を身に纏ってみてはいかがですか。