金・銀・プラチナ

ジュエリーには希少性が高く耐蝕性に優れている貴金属として、金、銀、プラチナがあります。金属には他の金属と混ぜ合わせると強度や硬度が高まる性質があるため、通常は別の金属(割金)と混ぜて使用します。純金や純銀では軟らかくて宝石を支えるには不十分な場合があるので、他の金属を添加して硬い合金とするのです。また金では混ぜる割金を選ぶことで希望の色調を作り出したりもします。

○金(ゴールド) ジュエリーではK18として使われることが多く、イエローゴールドは定番の貴金属です。割金により、ピンク、ホワイトなどの色調ができます。純度を999(K24)、916(K22)、750(K18)などと表示します。

○銀(シルバー) カジュアルにも好まれる貴金属で硫化により黒く変色しますが磨き直しもできます。いぶしの古美色も楽しめます。純度を999、950、925などと表示し、一般的な加工製品は925が多くみられます。

○プラチナ(白金) 日本名は白金(はっきん)といいます。ブライダルジュエリーなどの素材として根強い人気があります。純度を999、950、900などと表示します。

その他、ステンレスや真鍮、合金+メッキなどが使用された加工製品もあります。ご自身のファッションや好みに合わせたジュエリー選びを楽しんで下さいね。